日本人にとってコミュニケーションを取るとは、上下関係を確認すること
コミュニケーションとは?
日本では最近、コミュニケーション能力という言葉が定着し、重要視されています。コミュニケーションとは、何なのでしょうか?これについて私の意見を述べたいと思います
海外のコミュニケーション
communicationとは意思疎通と翻訳され、例えば意見を述べあいお互いの考え方を確認することがそれに相当します。海外ではこの翻訳通り、一般的に自分の意見を自由に述べて良い雰囲気があり、その方法が定着しています。私はヨーロッパへの留学経験がありますが、この雰囲気は日常的に"当たり前"であり、本当の意味で自由を感じることが出来ました。
日本でのコミュニケーション能力の高さとは"忠誠アピール"の上手さ!
ここで気をつけなければならないのは、日本のコミュニケーションは意味が違うということです。日本のコミュニケーションはいわば"踏み絵"に相当します。つまり、自分の立ち位置、上下関係が維持されているか、相手の忠誠心を確認するということに主眼がおかれます。内容などはその次です。正論を言っても聞き入れられない、足を引っ張られるという経験をしたことがある人は少なからずいるのではないでしょうか。
日本のコミュニケーションでは上下関係の確認こそが最重要事項
その根っこには、この"ねちっこい"日本流コミュニケーションが根底にあります。足を引っ張られた経験のあるあなたは、"相手の意に沿わない意見を述べる"という、上下関係を逸脱する行為をしたのです。体育会系の人間が好まれるのはまさにこれが理由で、自分の意見ではなく、上が求める意見をまるで自分の意見の様に巧みに言うところにあると思います。日本では、下の立場と見なされている人間が意見できる内容は、"上の人間を肯定する意見のみ"なのです。これを逸脱すると、上司や先輩という、上の立場を利用した悪口の"根回し"が始まり、いつの間にかあなたは孤立します。
日本のコミュニケーション、間違ってませんか?
こんな幼稚なコミュニケーション、いつまで続けるのかとうんざりしますが、日本では根深く、社会に出ると上下関係が強烈で苦しむ人も多いのではないでしょうか。国際化が進み、この様な陰湿な因習が淘汰されていくのを望むばかりです。
留学生と国際交流できるアルバイト体験記(その2)
留学生と交流したいけど、どうやって知り合うか分からない…
(お詫び: 本日2月18日に、はてなブログのスマホアプリを初めて利用したところ、操作ミスにより、2月17日に公開済みのこの記事が下書きに戻ってしまいましたので再掲します。すみません(._. ;))
前回の記事
留学生と国際交流できるアルバイト体験記(その1) - そろそろ身体にガタがきた或る29歳の備忘録
に引き続き、今回はその続編を紹介します:
今回は、外国人留学生と知り合う為に
私が学生時代に実際にした方法(その2)をご紹介します!
学寮チューター
多くの大学では留学生が日本で安い賃金で部屋を借りられる様に、
留学生宿舎を用意しています。
学寮チューターとは、
その宿舎に”住み込み”で働き、留学生の相談受付をする仕事です。
基本的には留学生チューターと同じく「何でも屋」です。
留学生が困った事があれば、何でも相談に乗ります。
例えば、私の場合には、
- レポートの日本語添削、日本語検定試験の試験勉強の手伝い
- 良い旅行先やその行き方を調べる(たまに一緒に行く)
- パーティー開催や、一緒にテレビゲーム、ボードゲーム、映画鑑賞
- simカードやクレジットカードを申し込み、郵便局の口座開設の手伝い
- 友達が少ない留学生の話し相手になる
- 蛍光灯が切れた部屋の取り換え、入寮・退寮手続きの手伝いなど雑用
などでした。
寮のメンバーでグループLINEをつくるで、
数十人単位で留学生と知り合えます!
基本的な情報
募集時期
4月からチューターに従事する場合、募集時期は更に早くなるはずです。
また募集期間が短い場合がありますので、注意しましょう!
応募方法
大学から在学生にアルバイトの募集通知が来ます。
但し、これは必ずしも全体連絡として大学から通知が来るわけではない様です。
(実際、友人の研究科にはその連絡が来なかったらしいです。
強く興味がある人は自分から大学へ問い合わせてみるのが確実でしょう)
学寮チューターの時給
学寮チューターの時給は高くないです、
私が従事した時は時給900円程度でした。
家庭教師と比較すると、安すぎると感じるかもしれません。
しかし、”経験から得られるもの”を比較すると、やる価値は十分にあります!
シフト数、従事時間
従事時間は私の場合、週2,3日で夜の7時~10時でした
(日によっては留学生が大量にきてサービス残業の可能性あり。
でも、友達と話す感じだから普通に楽しいし、特に辛くはなかったです)。
メリットとデメリット
基本的には
1.サポートする留学生は数十人単位
2.寮に住み込みで働く
ということがポイントです。
メリット
・様々な国から来た外国人達と交流できる ➡ 楽しい!
・住み込みで働くので、毎日留学生と交流できる ➡ 英会話力の向上
(例)私のいた寮では、留学生達が集ま るラウンジがあり、毎日話ができた
・日常生活の中で英語を使う ➡ 実践的に使える活きた英会話力が身につく
・大学の寮に住める ➡ 部屋代はかなり安く、大学も近い
(例)私の場合、ネット・電気・水道・光熱費代込みで約22000円
デメリット
・留学生グループの英会話はめっちゃ速いから、それなりの英会話力が必要
➡ スピードについていけないと結構辛い
・たくさんの留学生がいる ➡ トラブルもそれなりにある
(例)パーティーの日に酒を飲んで真夜中に大声で騒ぐ留学生
・性格が合わない留学生ももちろんいる
(例)話しかけてもいつも不機嫌そう、あまり話したがらない
・基本的には最低半年は責任を持って担当する必要がある
・チューター人数が少ないとシフトが多く入る
➡ 長期の旅行に行きにくくなる
留学生と国際交流できるアルバイト体験記(その1)
留学生と交流したいけど、どうやって知り合うか分からない…
大学生になり、キャンパスを歩いていると、
外国人留学生を見かける事はないでしょうか?
国際交流に興味があったり、将来の留学や就職の為に英語力を高めたい場合、
外国人留学生と友達になりたい!という方は少なからずいるのではないでしょうか?
でも、いきなり声をかける訳にもいかないし、
どうやって知り合えばいいのでしょうか?
そこで、私が学生時代に実際にした方法をご紹介します!
留学生チューター
多くの大学では留学生が日本での生活に馴染むのをサポートする為に、
留学生チューターという制度を導入しています。
大学から在学生にアルバイトを募集していますので、
大学のホームページを注意深くチェックしましょう!
募集時期
4月からチューターに従事する場合、募集時期は更に早くなるはずです。
また募集期間が短い場合がありますので、注意しましょう!
留学生チューターの時給
留学生チューターの時給は高くないです、
私が従事した時は時給900円程度でした。
家庭教師と比較すると、安すぎると感じるかもしれません。
しかし、”経験から得られるもの”を比較すると、やる価値は十分にあります!
仕事内容
基本的には「何でも屋」です。留学生が困った事があれば、何でも相談に乗ります。
二人で相談して面談日を決定し、食堂や図書館などで定期的に面談します。
例えば、私の場合には、
- レポートの日本語添削
- プレゼンの日本語発表の練習相手
- メール返信するときの日本語の書き方
- 郵便局の口座開設の書類作成の手伝い
- 紛失物の警察署への届け出の付き添い
などでした。
基本的に連絡を取り合う場合にはLINEを交換するので、
自然と友達になりますよ!
メリットとデメリット
基本的にはサポートする留学生はひとり(多くて2人)ということがポイントです。
メリット
- 性格が合えば、その留学生ととても仲良くなれる(男女だとカップルになる場合もあるらしい)
- 留学生チューターの場合、担当する留学生は意外に日本語が話せるから英語力に多少不安があっても大丈夫
デメリット
- 必ずしもたくさんの留学生と知り合えるわけではない
- ペアは大学側が決めるため、性格が合わない場合ももちろんある。
- 基本的には最低半年は責任を持って担当する必要がある
- 英語力は不要かもしれないが、日本語練習の手伝いばかりで英語力向上に繋がらない場合がある